ニューイヤーS

本命はアルビレオ。
スピードがなく時計勝負に弱いため1400では短い。かといってスタミナもなく瞬発力もないため1800では長い。時計のかかる1600しか活躍の場がない純粋なマイラー。最近は明らかに往年の息の長い末脚が衰えているのが悲しいところだが、上がり3ハロンの数字だけを見れば、距離、馬場を問わず常に34秒フラット前後で堅実な追い込みを披露している。場所さえ選べばまだまだ戦えると思う。
2走前は久しぶりにマイル戦を使って、エアシェイディ、ブラックバースピンらに0.2秒差の3着。馬場の悪い内を突いてこの2頭にこれだけ食い下がれるならオープン特別レベルとしては上出来。あの当時から斤量マイナス1㌔。中山競馬場もオープン勝ちと中山記念3着の実績がある得意コース。典型的な「冬馬」でもあるし、今の中山なら上がり34秒台の末脚でも十分届く。休み明けのキングストレイルくらいなら倒せるんじゃないか。


◎アルビレオ