先週日曜の状態が保たれるなら、京都芝は近年にないくらい速い。
これが小回りの競馬場ならば、高速馬場では多少ペースが上がったとしてもある程度前につけなければ勝負にならない。だが京都外回りとなると展開に左右される面が非常に大きい。スローになれば前が残るし、かといってペースが上がればキレ味のある差し馬が届く。特に京都1400は「前残り」と「前潰れ」がペース次第で極端に分かれるのでそのへんの見極めが難しい。
楽に逃げられればステキシンスケクンがそのまま押し切る可能性もありそうだが、武豊が騎乗した上でオレハマッテルゼ、マイネサマンサ、メイショウボーラーが追いかけるならかなり厳しいペースで流れると見た。それなら差し馬。
京都外回りの末脚勝負ならチアフルスマイルとタマモホットプレイに目が行くが、この2頭は時計勝負に実績がない。1分19秒台の決着になるとさすがに厳しいか。タマモの方は1200の持ち時計はそこそこだが・・・。
本命はアグネスラズベリ。知立特別1.08.1、洛陽S1.20.3、ヴィクトリアマイル5着。これだけ実績があれば確実にスプリント重賞戦線で戦える。前走はやや重馬場に脚をとられた。休み明けだが仕上がりも良さそう。いきなりから。
対抗はネイティヴハート。時計勝負にも対応できる。
◎アグネスラズベリ
○ネイティヴハート
▲タマモホットプレイ
