毎日王冠

本命はヒストリカル。
全成績( 5 3 3 17 )という凡庸な成績のうち、1800では( 3 3 0 7 )。これより長距離だとキレが鈍るし、これより短ければスタートの悪さで置かれてしまうので1800がベスト距離。そして使い詰めると成績が下降してしまうタイプで、デビュー戦も含めると休み明けは( 4 1 1 4 )。先週のミッキーアイルも好走したように音無厩舎は休み明けから走る。さらに道悪では( 3 0 1 4 )。唯一の重賞勝ちである毎日杯でも当時クラシック戦線に乗っていたマウントシャスタやスピルバーグを下しているし、今年の京都記念でも強豪相手に大外を回して僅差の4着だった。ちなみに休み明け・1800・道悪の3つが揃ったレースでは、ひとマクリで圧勝した大阪城Sを含めて2戦2勝と崩れていない。さらに馬群を捌くロスを避けるためにも少頭数の競馬のほうが向いていて、13頭立て以下では( 3 2 0 3 )と安定した成績で掲示板を一度も外していない。
今回は先行したい馬が何頭かいるけど、いずれもビュンビュン飛ばさずにマイペースに持ち込みたいクチ。特に重馬場になったことで前半からペースはそれほど上がらないだろうし、スタートの悪いこの馬も前半置かれずに済みそう。最内枠を生かしてそこそこのポジションが確保できれば、あとは最後の末脚勝負。道悪でほかの馬のキレ味が落ちるなら何とかなりそうな気がする。
そもそも脚質的に信頼度の低い馬なので、G3やオープン特別で人気した時には買いづらい馬。格上の強豪が10頭揃って全くの人気薄、それでいて自身の得意な「休み明け・1800・道悪・少頭数」の4条件が全て揃ったここが狙いどころではなかろうか。


◎ヒストリカル
○ダノンシャーク
▲ディサイファ
△ステファノス
△ロゴタイプ
△アンビシャス


◎一頭軸三連複。あとは○頭の三連単も少しだけ。