マイルCS

大混戦で消せない馬ばかりだけど、コパノリチャードとサダムパテックに期待したい。
コパノリチャードの前走スワンSはここ何年かの馬券の中でも最大の失態だった。皐月賞、NHKマイルC、ポートアイランドSと本命を打ってきたのに、単勝20倍で逃げ馬天国のスワンSでアタマ固定で勝負できないとは間抜けすぎる。今回は前走と比べて斤量、ペース、人気、距離、メンバー構成など一気に難易度が上がるけど、ここで買わずにもし勝たれたら立ち直れないので少し買っておこう。マイペースで行かせてもらえれば素質では負けてないと思うし、馬場自体は前走時よりも残りやすいはず。もっとも今日逃げ切りばかりなので、メインのGIに限ってハイペースになる可能性も高いんだけど。


本命はサダムパテック。スタートに難があってレースの流れに乗れないことが多く、瞬発力もないので負けるときは大きく負けるけど、二の脚は遅くないので枠順によって成績が大きく左右されるタイプ。今年の京王杯SCや安田記念は外枠から最後方を追走して大外を回して見せ場がなかったのは度外視できる。
馬群に沈んだかのような手応えから最後オルフェーヴルの2着を確保した皐月賞、追い込んでくる馬を最後逆に突き放した昨年の京王杯SC、全ての条件がハマって栄冠を勝ち取った去年のマイルCS、そして前走58キロを背負って最後差を詰めたスワンSなど、息の長い末脚は京都外回りでこそ本領を発揮するはず。今年もバッチリ内枠を引いたので、ある程度のポジションがとれれば再現があっていい。和田も京都1600外回りは何度も穴を開けた大得意コース。馬場が速過ぎるとどうかと思ったけど、1分32秒台の決着なら対応できる。


◎サダムパテック
○コパノリチャード
▲ダイワマッジョーレ
△ドナウブルー
△ダノンシャーク
△リアルインパクト
△カレンブラックヒル


大幅馬体増のクラレント、追い切りが微妙なグランプリボス、外枠が痛いマイネイサベルは涙を呑んで切り。代わりに先行粘り込みをを警戒してカレンブラックヒルとリアルインパクト。