バーデンバーデンC

本命はタイキジリオン。
芝の戦績は( 0 0 1 9 )と連対経験なし。しかしその中身はスプリント重賞で0.1秒差の惜敗が2回あったり、一昨年のこのレースでも0.3秒差の5着に来るなど、むしろダートよりも芝の方がよく走っている。近走は単勝200倍を超える人気薄で惨敗が続いていたけど、前走の谷川岳Sでは上がり3ハロン最速の末脚を披露して7着に入線した。このレースで同様に直線の伸び脚が目立ったピサノパテック、スピニングノアール、プレミアムボックスの3頭がその後の中京スプリント戦線を席巻したことを思えば、この馬の能力もここで足りるかもしれない。
さすがに近走のように追いこんだら福島ではチャンスはないだろうけど、もともとはダートのスプリント戦でハナに立ったこともある先行馬なので、思い切って前へ行く可能性もある。前走から4キロ減の51キロという超軽量で、オッズは単勝万馬券クラスの最低人気。そして江田照男。激走を期待したい。


◎タイキジリオン
○ピサノパテック
▲サチノスイーティー