CBC賞

本命は3歳馬エイシンタイガー。
スプリント能力なら3歳屈指の存在で、去年の黒松賞の時点で古馬1000万を軽々上回る好時計で勝っている。今シーズンも圧倒的外差し有利なマーガレットSで先行して僅差3着。橘Sは道悪で取りこぼしたものの1,3着馬はその後のNHKマイルCでも好走していた。前走の葵Sは1ハロン長い印象だったが1.20.4の好時計で完勝。2着のレディルージュもその後あじさいSを好時計で勝っている。
エイシンタイガー自身は古馬準オープンでも余裕で勝てるレベルにあるはず。それが今回52キロで出走できるのはおいしい。持ち時計の速さ、母父にサンデーサイレンスを持つ血統、前走1400からの距離短縮という条件も中京1200メートルにピッタリ合う。


同じくサンデーサイレンスの血と前走1400からの距離短縮、中京実績などを考えれば古馬ではソルジャーズソングが筆頭格だけど、高松宮記念3着は枠順にかなり恵まれた感じ。トウショウカレッジなどの本格的なスプリント差し馬と比べるとまだまだ安定感が足りない。
中京で安定しているのはスピニングノアール。TV愛知オープンの好走から2キロ斤量が減るのは魅力。


大穴ならタニノマティーニ。内枠が得意な馬だけど、中京に限っては外枠でもよく好走する。休み明けも走る馬だし、この人気なら抑えておきたい。
復活の気配を感じさせるプレミアムボックスも気になる。前走の谷川岳Sは5着。ピサノパテックやスピニングノアールと比較しても遜色ない伸び脚だった。あんまり高速決着になるとイメージがわかないけど、1分7秒台中盤〜後半の時計なら戦えるんじゃなかろうか。ただ陣営が後方一気を仄めかしてるのが不安ではある。


◎エイシンタイガー
○スピニングノアール
▲ソルジャーズソング
△タニノマティーニ
△プレミアムボックス