テレビ愛知オープン

今年の中京春開催は内の馬場が悪化せずに先行有利のまま6日間で終了。このテレビ愛知オープンも例年通りかそれ以上に先行有利な高速決着になりそうだ。ここ2年は差し馬に軍配が上がったけど、逃げ馬も良く粘っていたし、何より勝った差し馬は共に高松宮記念でも勝ち負けできる実力馬だった。今年はそれほどの器の馬は見当たらないし、基本的には内を回る先行馬で決着すると思う。


ウエスタンビーナスは外枠でもこのメンバーならすんなりハナに立てそうだけど、得意コースの前走で意外とあっさり捕まってしまったのが気がかり。時計で勝負するというよりは、少々渋めの馬場での耐久レースで強さを発揮する印象なので、何かに捕まるかも。
本命はトレノジュビリー。明らかに距離の長かった前走は不利な外を回って見せ場十分の6着。昨秋の宝ヶ池特別の4馬身差圧勝劇、そして間隔の開いた伏見Sもあっさり完勝したことを思うと、このメンバーでは素質が一枚上の雰囲気さえある。距離短縮の高速馬場、1枠を引き当てたのも大きい。


怖いのは路線変更してきたピサノパテック。前走1400でも結果を出したのでこの距離もあっさり対応してくるかも。サンデーサイレンス産駒はこのコースでは侮れない。あとは1200,1400の持ち時計が優秀なコウユーキズナも怪しい。


◎トレノジュビリー
○ウエスタンビーナス
▲ピサノパテック
△コウユーキズナ
△モルトグランデ