東京新聞杯

実力で言えば堅実派ローレルゲレイロと本格化した(?)タマモサポートの2頭が抜けているんだろうか。2頭とも先行力もあって、コース実績も重馬場実績も文句なし。
ただそれでも、東京マイルのオープンクラスは特大万馬券の宝庫だし、開幕週で大雨という不気味な馬場状態。ちょっと無理して大きいところを探してみたい。東京で雨降って内が異常に伸びたのももう3〜4年くらい前の話で、ここ2年ほどは雨の日は外枠の方がかなり成績が良い。その最たる例がピンクカメオのNHKマイルC。あんなイメージで「外差し」を狙ってみようと思う。


本命はキストゥヘヴン。東京は8戦して未勝利だが、安田記念8着と7着、ヴィクトリアマイル4着など中身は濃い。瞬発力勝負よりもハイペースでの体力勝負に強いタイプなので、かえってGIのような厳しい流れの方が合う。今回はローレルゲレイロ以下強力な先行馬が揃ったので極端なスローにはならないだろうし、道悪なら速い上がりも求められない。斤量に敏感なので55キロも大歓迎。外枠の方が成績も良い。外差しが決まるレースになれば最有力だろうか。


対抗はタケミカヅチ。「本来追い込み型の馬が先行する競馬を経験すると、次のレースで再び追い込んだ時にキレ味が増す」というケースがたまにある。この馬のデイリー杯や皐月賞での健闘もそんなイメージを持っている。ダートで先行してそこそこ粘った師走Sから、芝替わり&距離短縮、脚質も恐らく追い込みに戻るだろう。一変があるかもしれない。


あとは重馬場実績があって去年2着のリキッドノーツあたりか。未だに去年の2着がよく分からないので不気味な存在ではある。


◎キストゥヘヴン
○タケミカヅチ
▲リキッドノーツ


このへんから外枠の馬+ローレルゲレイロあたりに流してみよう。