馬券成績

今年度は回収率131.3%。少なかった去年よりさらに減ってしまった。
しかもこの勝ち分も全て2月〜4月に稼いだ貯金のおかげ。今月はこっそり買ったコスモマーベラスの単勝が当たったおかげで何とか一ヶ月の軍資金は続いたんだけど、それでも7ヶ月間連続マイナス収支というひどい有様のまま一年が終わってしまった。


年の初めはできる限り単勝勝負と決めてたんだけど、想像以上に当たらなくて資金が回らなくなって途中でほぼ断念してしまった。単勝で狙う以上ある程度コンスタントに当てにいかなければいけないのに、無理に穴狙いして徒に負債を増やしすぎたのが原因だ。
最終的に全体の馬券のうち「単勝」が占めた割合は50.7%。そして「単勝」の的中率は9.5%、回収率は158.9%だった。


数字だけ見れば悪くなさそうなんだけど、今年の場合、単勝20倍以上の穴馬に◎打って勝ったたった3回のチャンスをあまり有効に使えなかったのが痛い。飛鳥Sのマドモアゼルドパリの時は厚めに勝負できたけど、アンドロメダSのアサカディフィートは正直サクラメガワンダーに勝てる自信があまり無かったし、札幌日経賞をキタサンメッセージが勝った時も雀の涙程度にしか馬券を買ってない。普段から無謀を承知で穴を買ってるのに、いざ当たるチャンスの場面でチョロッとしか買えないようではこの作戦やってる意味が無い。


04年〜05年は「年間に1本当たればいい」と割り切って馬単・三連複・三連単で大穴狙いに徹した結果、最低の的中率と最高の回収率を残すことができた。
06年〜07年は、もっと的中率を上げて資金をうまく回した方が収支は増えるんじゃないかと思って、単勝にシフトして買った。確かにその結果的中率は上がったけど、それはほんのちょっと。収支も結局04年〜05年より下がってしまっている。やはり穴しか考えられない人間が的中率にまで手を出すからいけなかったのかもしれない。



来年以降はどうするか決めてないけど、今のところ、元に戻す方向で考えている。年間に一本しか当たらなかったとしても、そのとき◎マツリダゴッホから相手絞って三連複・三連単を獲ったりできれば、年間回収率は300%を狙える。このスタイルこそが自分が馬券で勝てると気づいた原点。もう一度その世界に戻ってみようかな。
大穴縛りのもう一つの利点は、少ない金額で大金が狙えるから、投資額をグッと抑えることができる。ギャンブルでこれに勝る「保険」はない。今年はちょっとお金使いすぎたかな。自分の経済力と相談しながらもう少し金銭感覚をセーブしていこうと思う。



ではまた来年。金杯はアサカディフィートが楽しみですね。
みなさんよいお年を。