オーロC

何度見直しても、1〜3番人気とそれ以外の馬との間に大きな実力差を感じる。でもオッズはわりと割れてる上に、3強の中で最もアテにならないブルーメンブラットが軸馬として圧倒的に人気を集めている。こっちでも勝負できそう。


本命はアンブロワーズ。
完全に内有利だった前走・富士Sで外を回して0.1秒差の6着。同じコースを通ったエアシェイディと同タイムで、トウショウヴォイス以下を完封した内容は素晴らしい。スーパーホーネットやドラゴンウェルズと比較すればスワンSに出ていても掲示板はあったと思う。1600の瞬発力勝負よりも一貫したペースで流れる1400のほうが向く。53キロも軽すぎる。あとは輸送だけ。


能力的にアンブロワーズを倒す可能性があるのはシンボリグランとブルーメンブラットしかいない。
シンボリグランは柴山が降りて距離短縮となれば、前走ほどかかる心配はない。ただ距離短縮が必ずしもいいかどうかは微妙。昔は1200の重賞も勝ってはいるが、現在では安田記念7着、マイルCS3着、関屋記念2着のように、実はマイル戦でこそ全能力を発揮している。マイルCS除外対象になったのは残念だ。
ブルーメンブラットは前走の勝ちっぷりが凄かった。開催7日目で時計も結構かかっていた中で記録した1.20.8の勝ち時計は優秀。厩舎が変わり、騎手も替わり、馬体も増えて、完全に一皮向けた可能性はある。ただ競り合いに弱い点が改善されたかどうかはまだ分からない。「弱い相手に圧勝」→「強い相手に負ける」のパターンは多分変わらない。


◎アンブロワーズ
○シンボリグラン
▲ブルーメンブラット


一番信頼できるアンブロから馬連2点。◎-○で18倍は結構おいしい。
超大穴なら前年4着で50キロのスクールボーイだけど、さすがに届かないか。