大阪城S

◎タガノデンジャラス


去年の夏前から長いスランプに陥ってしまったが、前走中山記念では久しぶりに出走メンバー中上位の上がりを繰り出して0.8秒差の9着に善戦。ほんの僅かだが復活の可能性を感じさせた。スローの瞬発力勝負を得意とするエンドスウィープ産駒で、なおかつ阪神( 2 3 0 1 )と急坂を全く苦にしない。阪神外回りとの相性はかなりいいと思う。
もともと春先のこの時期に毎年成績が上昇する馬でもあるし、去年オーストラリアTでマチカネキララやアサカディフィートを抑えた時点では間違いなく重賞級の域に達していた。今回は対戦相手も目ぼしい馬はいない。あとはタガノ自身がベストの体調にどれだけ近づいているかが勝負の分かれ目。


出走頭数が少ないのが残念だ。人気サイドの馬たちに大きな弱点があるわけじゃないので、単勝で最低30倍くらいはついてほしい。