フェブラリーS

土曜の前売りだけで目まぐるしく人気順が入れ替わり、想像以上にオッズが割れるGIになった。リミットレスビッドよりトーセンシャナオーのほうが人気しているという現象も面白い。積極的に狙いたい馬がいなくて混乱しているのか、あるいは新鮮味にすがっているファンが多いのかもしれん。


実績だけ見ればブルーコンコルドが一番人気で確定のはずだが、鞍上の幸は今年わずか1勝で、馬自身も東京コースで実績がないためか、あまり信頼されていない。
だがフェブラリーSは5年連続で1番人気が勝っているレースであり、そもそも東京1600自体が比較的荒れないコースでもある。道悪のときほどその傾向は顕著で、2003年以降、重・不良で単勝15倍以上ついたレースは38回中で1回だけ。明日どれくらい馬場が悪化するかわからないが、「混戦模様のときほど堅く収まる」の典型的なレースになる気がする。
ブルーコンコルド自身の東京実績が足りないのも恐らく単なる巡り合わせで、霜月Sの快勝、フェブラリーSで5着と4着。左回りGI圧勝経験もある。幸は確かに不安材料だが、前が詰まるチョンボはすでにJCDでやってしまったので、そう何度も同じミスは犯すまい。


人気馬をアタマにするときは三連単。2着も武蔵野S優勝馬シーキングザベストで固定する。東京得意で持ち時計も優秀。根岸Sの負け方も悪くなかった。
これから人気サイドにパラパラ流してみよう。


◎ブルーコンコルド
○シーキングザベスト