中山金杯

3時過ぎまでシャドウゲイトが一番人気。いくら穴人気しても10倍前後かと思っていたので、この人気ぶりに怯んでしまった。終わってみれば7馬身差の圧勝。一応単勝取ったけど金額的には不完全燃焼だった。


3着ブラックタイドもなかなか地力のあるところを見せた。瞬発力が全くないのが泣き所だが、前潰れのタフな競馬になると持ち味を発揮する。多分弟のニュービギニングも同じようなタイプ。
ワンモアチャッターは最下位に敗れた。この馬は重馬場の1000万を勝った実績が一応あるとはいえ、前走の福島記念でフォルテベリーニに最後差し返されたように、本質的には重馬場は苦手。


2着に食い込んだのは最後方追走のアサカディフィートで、馬連と馬単が10060円で全く同じ配当になるという珍事が起こった。確定オッズを見る限りでは、どうやらシャドウゲイトからアサカディフィート、パッシングマークへの馬単2点を大量購入した御仁がいるようだ。
中山金杯の馬単売上が7億5000万。そのうちシャドウ→アサカに投じられた金額はおよそ500万。この組み合わせの適性オッズは馬連から試算すると188倍なので、それを100倍に下げるために必要な金額はズバリ200万円。パッシングマークの方も同様に200万。もしかしたら他にもあるかも知れん。
最終的にこの人は200万×100.6倍=2億円の払戻しを受けたわけだ。馬単のウラを買ってないのが素晴らしい。これに比べて、シャドウゲイトの単勝投入額を5000円から500円に下げた自分の何と恥ずかしいことか。いつか俺もこうなりたい。