秋華賞

改めてカワカミプリンセスの強さを思い知ったのと同時に、そのカワカミに独走を許さなかった今年の3歳牝馬上位陣も思ったよりレベルが高いと感じた。桜花賞前までは「ここ数年と比べると低レベル」という印象を拭えなかったが、歴代2位の好タイムで決着したオークスに続き、秋華賞も淀みない流れで1.58.2をマークした。翌週の京都芝は異常に速かったが、この週はそこまで速くはなかったと思う。
アドマイヤキッスが勝ったローズSの1.58.2も神戸新聞杯に匹敵する。3歳一線級とは呼べないソリッドプラチナムがマーメイドSでサンレイジャスパーを並ぶ間もなく差しきったことも忘れてはならない。今年の3歳牝馬上位陣は、こと中距離に関してはかなりのレベルにあると見ていいかもしれない。