オールカマー

てっきり一番人気かと思っていたバランスオブゲームは、ここでもやっぱり人気がなかった。ハナ+クビ+ハナ+クビ+クビとかなりの接戦だったが、ラップはラスト6ハロン〜1ハロンまでの1000㍍が58.0となかなか厳しかった。この流れを2番手で先行して、馬群から真っ先に抜け出して粘りきったバラゲーの力が一枚抜けていた。
オールカマー→秋天と言えば「死のローテ」にも近い印象があるが、実際にこの臨戦過程を踏んだ有力馬を見渡すとメイショウドトウ、マヤノトップガン、サクラローレルくらいしかいない。今年の勢力図なら、おそらくバラゲーが天皇賞最有力の位置にいると思う。いっそ逃げればいいのに。