朝日CC

サマー2000シリーズに加えてもらえなかった朝日CC。トリリオンカットが初重賞制覇を飾った。新潟2000の外差しレースで先行してそこそこ粘った馬が、次走中京2000の高速馬場で先行して押し切る、というパターンは、春にコンゴウリキシオーが辿ったパターンそのままだった。調べれば他にもこういうパターンはあるかもしれない。


一番強い競馬をしたのは2着のコンゴウリキシオー。外枠も痛かったし、メジロマイヤーにハナを叩かれたも辛かったし、タイガーカフェのイネスにしっかりマークされたのも厳しかった。今年はシックスセンスに続いてナリタセンチュリー、アドマイヤジャパン、リンカーンと「GIでディープインパクトの2着だった馬たち」が続々と屈腱炎で引退を余儀なくされているが、新馬戦からディープにぶち当たってしまったコンゴウリキシオーはまだ大丈夫のようだ。これからも重賞戦線で期待したい。


ケイアイガードはこの馬場で差しても届かない。ただ馬体が絞れたのはプラス。秋には持ち前の先行力をいかす機会がくると思う。