関屋記念

差し馬が人気したら、前を狙う。このスタンスは間違ってないのに、それでもカスリもしなかった。カンファーベストかよ。ダイワバンディッドかよ。そりゃどっちも新潟得意だけどさ。すでに終わった馬としか思ってなかった。江田照男は単勝50倍を超えてからが本領発揮か。
そしてローエングリンが追い込んで4着に来るとは。もはや夏の怪談に近い。


ケイアイガード&ニューベリーからの三連単のほとんどは、「サタうま」放映以降に半分以下に下がった。小出水に乗った人が多かったんだと思う。


ラップを見るとそれほど極端な低レベル決着だったとも思えない。前2頭が残ったのは前半59.0というスローだったのが直接の原因には違いないが、これがもし東京だったなら多分テレグノシスが差しきっていた。このへんが、勝負どころの瞬発力が勝敗を分ける東京と、ダラダラ直線が続く新潟との違いなんだと思う。でもなかなか整理できない。単純に「スローの前残り」ならケイアイガードやワディラムでももう少し走ってくれてもよさそうなもんなのに。
昔アドマイヤマックス、ロイヤルキャンサー、ハレルヤサンデーの3頭が全部すっ飛んで新潟巧者2頭がワンツーを決めた事件があった。ペースが全く違うが、あの現象と似た部分があるんだろうか。新潟適性というやつは難しい。