谷川岳S

200.9倍・・・10着
356.2倍・・・15着
267.7倍・・・12着
これは近3走のロードフラッグのオッズとその着順である。もう9歳馬。休み明けの今回も、とっくに終わった存在として人気薄になるに違いない。
去年8戦走ってそのほとんどで二桁着順に敗れたこの馬だが、一昨年までは関屋記念でブルーイレヴンと同タイムの2着、富士Sで4着など、7歳にして堂々と活躍していた。左回りでの瞬発力勝負ならオープンで十分に上位争いできる。大不振に陥っていた去年でさえ、この谷川岳Sでは0.3差の5着に好走した実績がある。新潟1400の舞台はかなり合うはずだ。
今回5ヶ月ぶりの休み明けだが、その間の調教過程がいい。それも相当いい。美浦の坂路の時計が速かったのもあるが、これは十分にリフレッシュ効果が期待できると思う。


去年一年間まったく結果を残せないまま9歳になった馬が、休養を挟んで調子を取り戻し、自分の得意条件で復活する。これはオーシャンSのネイティヴハートと全く同じパターン。違うのは鞍上が神ではなく武士沢だと言うことくらいだ。
とにかく今の古馬短距離はレベルが低い。チャンスのある穴馬はどんどん狙って行きたい。


対抗は去年このレースでフジサイレンスを追い詰めたナイトフライヤー。平坦なら走る。2走前に武が乗ったときは3番人気に推されたが、基本的には世間から評価されないタイプ。オッズ次第ではこちらを本命視する。


◎ロードフラッグ
○ナイトフライヤー
▲マルターズホーク
△チアフルスマイル
△ペニーホイッスル
△キングストレイル
△スナークスズラン


◎○から実力馬数頭に適当に流してみよう。
もう一頭の9歳馬マルターズホークにも期待したい。「年に1回、新潟で3着に来る馬」だと思っていたが、今年は前走福島で内枠を引いたのをいいことに間違って3着に来てしまった。新潟でもう一発。