阪急杯

馬場はだいたい去年と同じイメージを持って間違いなさそう。それなら前残りで問題ないかと思ったが、明日はかなりまとまった雨が降りそうな気配。またわからなくなった。
まあ、内が荒れているわけでもなさそうだし、雨が降っても余計前残りの傾向が強まるだけと見ていいんじゃなかろうか。今日バイト先で明日の予想聞かれて「前残り」と大見得切っちゃったので、差し馬場になられたら困る。


オレハマッテルゼは先行力があって重馬場巧者という点が強みだが、重賞級にのし上がったのはやはり東京での時計勝負が得意だったから。阪神の重賞で1番人気に応えられる器ではないと思う。タマモホットプレイは良くも悪くも一発屋。マイネルアルビオンと接戦する程度なので信頼度も薄い。ノメる馬場も良くないし、2走続けて好走する事は考えにくい。


直線先頭に立ったビッグプラネットにコスモサンビームが襲いかかる。よほど差し馬場にならない限り、この2頭の実力が他馬を一歩も二歩もリードしていると思う。


怖いのはローエングリン。最近はシンガリの常連になってしまい、今回も新聞の印は完全ノーマーク。しかし間隔をあけたことでリフレッシュできたかもしれないし、阪神1400に舞台が替わるのもいい。これまでに積み重ねた実績が実績だけに、条件の上向く今回はアッサリ復活してもおかしくない。



もし差し馬が届くとしたら、ロードマジェスティやハッピートゥモローなどもなかなか面白いが、筆頭角はやはりウインクリューガー。この馬のベストパフォーマンスは、馬場と展開に助けられただけのNHKマイルCでもなければ、エコルプレイスを競り落としたアーリントンCでもない。休み明けながら上がり33.8で3着に突っ込んできた去年の阪急杯である。その後の去年一年間は東京での2戦を除いて、着順こそ安定しないが常に上位の上がり時計をマークしてきた。この年齢になってついに本格化したらしい。展開さえ向けばいつ飛んで来てもおかしくない。秘めた末脚ならタマモホットプレイの比ではない。



◎ビッグプラネット
○コスモサンビーム
▲ローエングリン
△ウインクリューガー



◎と○で決まりそうなところで△が3着に突っ込んでくるイメージ。▲のローエングリンはオッズ次第ということで。