フェブラリーS

◎シーキングザダイヤ
○ブルーコンコルド
▲タイムパラドックス
△サンライズバッカス


前走不利を受けて距離短縮のシーキングザダイヤが強そう。前潰れの展開にさえ陥らなければ間違いなく好走すると思う。叩き2戦目のブルーコンコルドとサンライズバッカスも相当上積みは大きい。基本はこの3頭で。



ただ今回はあまりにも混戦模様なので人気の「盲点]探し。11番人気ユートピアまでが混戦模様の一角を担っており、狙うのはそれより下。最初はトウショウギアの本格化に賭けようかと思っていたが、タイムパラドックスがあまりにも評価が下がっているのでこちらを狙うことにした。


12番人気タイムパラドックス、それと14番人気のサカラートは、つい3ヶ月前のJCダートではカネヒキリと人気を争った実績馬だ。その後もそれほど大きく負けたわけではなく、距離短縮と騎手の乗り替わりを考慮しても、この評価の下がり具合はあまりに不当だと思う。
さすがにサカラートはマイルでは厳しそうだが、タイムパラドックスの方はフェブラリーSで一昨年6着、去年4着の実績がある。今年の重い東京ダートならば、展開次第では3着の目はあるだろう。これが来たらデカい。


タイムパラドックスが本格化したのは2年前の平安S。このとき勝利に導いたのが地方ジョッキー・安藤光彰だった。以来24戦を走りぬき、武豊を主戦に任命し、GI4勝の実績を積み上げてきた。王者アドマイヤドンを倒したこともあった。この24戦のうち前述のフェブラリー6着以外は、距離、コースを問わず全てのレースで4着以内に好走してきた。
にも関わらず、今までの実績を全て無視されてまさかの12番人気、単勝50倍。生涯で最も世間から期待されていないこのレースで、歴史は巡って再び鞍上に安藤光彰を迎えた。


今日がタイムパラドックスの一世一代の勝負の瞬間だ。
前評判を覆す劇走を期待している。