すばるS

前残りでもない今の京都のダート1400なら、シルヴァーゼットがそのまま粘るイメージは湧かない。それよりは根岸Sで絶望的な位置からよく追い込んできたテイエムアクション。マイティスプリングも当然有力。


でもせっかくだしもう少し穴狙いで行きたい。
混戦ムードだが、4番人気以降は大した馬が見当たらない。こういうときは人気の離れた「盲点」探し。



タイギャラントにいきそうな手をグッとこらえて、大外ダイワバンディッドを抜擢してみたい。ダートはこれが4戦目だが、ユニコーンS2着、ダービーグランプリ7着、師走S4着の実績がある。年末にはディセンバーSでも0.5差5着に好走しており、芝でもそろそろ復活の兆しが見えそうな頃。去年も2〜3月のこの時期は調子が良かった。
普段は過剰人気の馬だが、ニューイヤーSの大敗によって人気をなくしているようだ。新潟や東京で実績のあるこの馬に、中山の道悪競馬は厳しすぎる。今日は条件をガラッと変えて、単勝70倍は超えそうな勢い。期待する価値はありそうだ。



◎ダイワバンディッド
○テイエムアクション
▲マイティスプリング



唯一先まで期待できそうなのはセントポーリア賞に出てきたマイネルキッツか。新馬は全く見せ場もなかったが2戦目の未勝利で一変。スローの瞬発力勝負の展開で最後方からマチカネゲンジを直線だけで差しきった。上がり33.7は、ハイレベルレースが続いた去年の東京1800の中でも最速。勝ちタイム1.48.3も馬場が高速化する前にしては上出来な持ち時計だ。
トモに違和感があったとかで間隔が空いてしまったが、ここは大した相手もいないし、休み明けながら調教もよく走った。何とかクラシック戦線にのってきてもらいたい。