エプソムC

本命はシルクアーネスト。重賞で馬券に絡むこともないまま7歳になったけど、老いてなお元気。休み明けの前走はデビュー以来初めてハナに立って超スローの逃げに持ち込み、サンレイレーザーとサトノギャラントに僅かに差されたものの上がり32.9で締めて4着以下は寄せ付けなかった。
毎年この時期に調子を上げる夏馬で、東京コースは( 2 2 0 3 )。着外に負けたのは、安田記念と、一昨年のエプソムC5着、そして昨年のエプソムC7着の時も4角最後方の絶望的な位置取りから最後0.5秒差まで詰めていた。ルルーシュを倒して条件戦を勝ち上がったり、キャピタルSでクラレントとトーセンレーヴを交わして2着した経験もあって、東京コースならこのメンバー中でもハッキリ上位の実績の持ち主だと思う。
休み明けを叩いて調子はさらに良さそう。スタートがカギだけど、出遅れなければこのメンバーならそこそこのポジションが取れると思う。12番人気の低評価だけど、東スポで宮崎北斗が「普通に勝ち負けだと思います」と強気のコメントしているのを見て腹が決まった。頭まで期待して勝負したい。


対抗はマイネルラクリマ。帰国していきなりのレースなので仕上がりが不安だけど、内の先行が有利な馬場のようだし、今回人気のディサイファ、カルドブレッサ、タマモベストプレイあたりを半年前に3-4キロの斤量差で捻じ伏せているので、この斤量でこの人気なら押さえておきたいところ。
この馬がシルクアーネストの弟だと知ってちょっとびっくり。生産者は違うけども。


◎シルクアーネスト
○マイネルラクリマ
▲マジェスティハーツ
△カルドブレッサ
△フェスティヴタロー
△ダノンヨーヨー
△ディサイファ
△ダークシャドウ


カルドブレッサやダノンヨーヨーが届くほどの差し勝負にはならないか。好位を取るのも難しそう。むしろこのメンバーでこのコースなら59キロでもダークシャドウは消せない気がしてきた。