マイラーズC

◎シルポート
○カレンブラックヒル


先週は完全にペースを読み違えたけどやはり逃げ馬が沢山揃ったなら逃げ馬から買ってみたくなる。このメンバーでも意外とシルポートにとってはマイペースにならないだろうか。オースミスパークがかつてハナを譲って2頭で大逃げした小倉大賞典ではエーシンジーラインがまんまと逃げ切ってるし、他の逃げ馬の存在はいい目くらましになるかも。
アンカツやデムーロが乗っていた父ダイワメジャーとは違って、秋山が駆るカレンブラックヒルは自分から逃げ馬を潰しに行ったことは一度も無い。直線を向くまでじっと追い出しを待って、一旦後続に追いつかせた後、先行馬離れした末脚の持続力で後続を突き放していくちょっと珍しいタイプ。この馬を中心にレースが進むなら、後続を十分離して直線を迎えられるシルポートにとっては願っても無い展開になる。若干時計のかかる京都マイルは最も得意とする舞台。58キロとダート大敗明けでカレンブラックヒルのパフォーマンスが落ちるようならアタマまで期待できる。