ジャパンC

長い直線向きの末脚を持っていて、ある程度前にも行けて、前走天皇賞で先行して力を出し切れなかった馬達の巻き返しを狙いたい。ただどれをアタマにして買うかが難しい。


ブエナビスタは今年仕掛けどころでの反応が昨年と比べるとイマイチ。それでも最後グイグイ伸びてきて脚を余すあたり、能力はまだまだこの馬が1番上だと思う。ベストのこの舞台であっさり突き抜けてもおかしくないんだけど、テイエムオペラオーしかりゼンノロブロイしかり、全盛期を過ぎると何をやってもうまくいかなくなる。去年の天皇賞では1枠からスムーズに抜け出せたけど、今年はまた前が詰まるかもしれない。

前走休み明けで先行して大いに見せ場を作って、今回はスローの瞬発力勝負で本領発揮できそうなのはエイシンフラッシュ。枠が少し外なのも気になるけど、最大の不安は抜け出してからソラを使ったり、叩き合いに弱くて勝ち切れない性格。自分が他馬の目標にされる展開になると何かに差されそう。

ローズキングダムは春の天皇賞でかかって惨敗した後宝塚記念で好走したし、前走の負けで評価を落とす必要は無いかも。ただジャパンCを2連覇するほどの器かどうか。57キロで出れるのは大きいし、この人気ならヒモには加えておきたい。


◎トゥザグローリー
○エイシンフラッシュ
▲ブエナビスタ
△ローズキングダム


悩んだけど本命はトゥザグローリー。年明けはヒルノダムール、ペルーサ、ローズキングダムを寄せ付けなかった。仕上がり途上の天皇賞で大いに見せ場を作って完全復調気配。去年も寒くなってから本領を発揮した馬だし、今回得意の内枠。人気もなくて気楽な立場で挑めるのも良い。
不安は東京でまだ勝ち星がないこと。京都と阪神の外回りの両方であれだけ強いし、有馬記念で好走していて輸送も今更苦にしないと思うので、巡り合わせの問題だとは思うんだけど。あと福永が乗ると位置取りや仕掛けが少し遅くなるのが吉と出るか凶と出るか。