バレンタインS

2-14のサイン馬券で注目されてる分を差し引いても、ライムキャンディは人気しすぎではなかろうか。上がり32.9で差し切った前々走が評価されてるようだが、超スローで内枠からコースロスなく抜け出すことが出来たのが勝因で、上がりの時計は他と大差ない。牝馬限定1600万下で恵まれての僅差勝ちでは、牡牝混合の古馬オープンではまだ厳しい。クイーンC2着の実績も、3着以下が弱すぎた。
基本的にタニノギムレット産駒は過剰人気しがちで、単勝の期待値は極めて低い。評価を落とした時に激走するウオッカやスマイルジャックみたいなのをうまく狙い撃ちできればいいけど、人気してる時はこの血統は敬遠したい。


むしろ府中実績のある4歳牝馬という点では、いちょうS、スイートピーSと2度豪脚を披露したアロマキャンドルの方が面白そうだけど、こっちは意外と人気してない。穴人気したキャピタルSでは惨敗してしまったが、あれは外を回した馬が壊滅したレースなので度外視できる。世代限定戦とはいえオープン2勝の実績、そして倒した相手を思えば52キロも恵まれている。この条件以外では全く走らない馬なので買うならここしかない。


でも本命はアポロドルチェ。長くいい脚を使える馬で、短距離では安定している。スタートに難があるので先行力を問われるレースでは弱いが、東京1400でこのメンバーならある程度好位に付けられると思う。
対抗はマイネルスケルツィ。単勝だけ大口が入ったが実質は5〜6番人気。重賞実績を考えれば56キロは軽すぎる。左回りもそれほど問題はないはず。昔の走りに近づければ。


あとはトウショウカレッジ。距離もコースもよく合うので最初は本命にする予定だったけど、馬場が午前中見た感じ差しにくそうだったのと海外帰りのローテを気にして3番手まで。


◎アポロドルチェ
○マイネルスケルツィ
▲トウショウカレッジ
△アロマキャンドル