朝日杯FS

本命はスマートギャング。
あまりにもパッとしない今年の2歳戦の中では、この馬が勝った福島の未勝利戦は上位にランクされる。持ったまま5馬身差の圧勝で、勝ちタイム1.09.9は同日の古馬500万2鞍より圧倒的に速く、メインの福島民友Cでも好勝負できる破格の時計だった。休養を挟んで完全に馬が変わったようだ。
例年なら朝日杯で福島組なんかいらないんだけど、サンデーサイレンス産駒が絶滅して以降の若駒達はやはりレベルの低下を隠せない様子。これまで当然と思われた2〜3歳戦の傾向も少しずつまた変わって行くんじゃなかろうか。
スマートギャングの場合、福島2歳Sでは控える競馬で内から抜け出して完勝していて、レオマイスター、ダイワマックワン、マルブツイースターあたりを全く相手にしなかった。これなら中央開催組と比較してもそれほど格負けはしないだろう。距離経験がないのは気になるが、グラスワンダー産駒でスプリント専用機てこともまずありえない。赤木→岩田の乗り替わりで上積みも見込める。


◎スマートギャング


2連勝中とは思えないほど人気がないが、展開次第では突き抜ける可能性も十分あると思う。さすがに枠が外過ぎた気はするが、1200実績をいかしてスタートからスムーズに好位を奪えれば何とかなりそうな気がする。