とりあえず先週の反省から。
馬体重増減に注目するのはなかなか面白いと思ったんだけど、あの予想の最大の難点は、馬体が増えただけの弱い馬まで買い目に入ってしまうことだ。ブルーマーテルはさすがに無理があったｗ。おととし+20キロのミツワスカイハイを対抗にして失敗したのを思い出した。
結果に関しては来るべき馬が来たという感じ。でもこれから古馬との対戦となるとアサクサでは到底太刀打ちできないのは明らか。そういう意味ではアサクサキングス最後の買い時だったかもしれない。
近年の菊花賞の好走馬のその後を振り返ると、古馬になってからも活躍するのは大体「差してきた馬」であって、「先行して押し切った馬」は戦績がパッとしないことに気づく。3000メートルを先行して押し切るスタミナは古馬中距離GIではあまり要求されないからだ。それよりも中段でちゃんと折り合って、ラストの直線で末脚を爆発させる馬のほうが「出世する」と言える。
この考えからすると、弱い馬では3000メートル走って尚且つ最後の直線で差しきるなんて芸当ができないわけだから、「この世代はレベル低いぞ」と感じた菊花賞では先行馬を狙うのが筋になる。
その発想があれば追い込みのローズプレステージなんかに拘らずに済んだ。大して強くもないくせによく7着まで追い込んできたと思う。馬体重ネタは来年以降も覚えておくことにしよう。
