新潟大賞典

本命はマイネルレコルト。


朝日杯とはなかなか面白いGIで、勝ち馬は大概、3歳以降に出口の見えない絶不調に陥る。クラシックを獲るようなことはまずない。早熟だとコケにされて見放される。そして長い間隔を経ていつか復活する。
マイネルマックス、グラスワンダー、アドマイヤコジーン、エイシンプレストン、コスモサンビーム、フサイチリシャールなどなど、歴代の優勝馬のほとんどがこれを繰り返してきた。終わったと思わせて不死鳥のごとく勝利をあげるこのパターンを「エルウェーウィン現象」と呼ぶ。


今回はマイネルレコルトにそれを期待したい。朝日杯を2馬身差でレコード勝ち、皐月賞とダービーで共に掲示板に乗るなど、実力は歴代優勝馬にも決して劣らない。3歳秋以降は不調に悩んでいたが、13ヶ月ぶりの休み明けだった東風Sを馬体重プラス22㌔で3着した今期は一味違う。前走マイラーズCもハイレベルメンバー相手に8着なら悪くない。復活するとしたら得意の新潟コースだ。
そういや歴代の新潟2歳チャンプも、ロサードとかバランスオブゲームとかダイワバンディットとか、新潟古馬重賞で好走する例が多いな。


石橋脩はビミョーだけど、先週新潟で2連勝、ラッシュライフを3着に持ってきたりするなど好調なので大丈夫じゃなかろうか。



◎マイネルレコルト
○エアセレソン
▲ヴィータローザ
△フォルテベリーニ
△サイレントプライド



ヒモも新潟巧者を並べてみた。
でもレコルトの単がつくならそれでいい。