心斎橋S

まだ定量的に調べてはいないけど、阪神内回りコースの仕掛けどころが以前と比べて早くなっているように感じている。これは武豊TV!でも言われていたことで、「外回り=直線が長い」という新コースが設置された裏返しとして、「内回り=直線が短い」という意識が騎手たちの中に芽生えているそうだ。だが阪神の直線356.5㍍が短くなったわけではないし、最後の坂も健在のまま。なのに先行馬が揃って早めにやりあったとすれば、追い込み馬でも届きやすい条件が揃うことになる。阪神コースは先週は前ばっかりだったけど、雨一つで変わる可能性もありそう。


今のところ、シベリアンメドウとレオニダスで迷っている。


シベリアンメドウは去年の新潟日報賞で17番人気で3着して波乱の立役者となった。その後も芝の短距離戦における活躍は目覚しく、前残り決着となった六甲アイランドSで上がり33.9で4着に善戦したほか、山城SとバレンタインSでも57㌔を背負いながら33秒台の末脚で僅差まで迫った。追い込みの脚だけなら現スプリント準オープンでも屈指の存在で、ハンデ51㌔はかなり軽い。あとは馬場と展開次第で突き抜けるかも。
ただ、道悪だとキレ味が削がれてしまいそうな不安はある。一応、芝で唯一の勝ち星は雨・不良の京王杯2歳Sなんだけど、5年半も前の話だし、あの頃は先行してたんだよね。ウオッカの父親と同世代ですよ。懐かしすぎる。
あ、でも道悪のオーシャンSでネイティヴハートの3着に追い込んだ実績もあるみたいだ。これも4年前の話だけど。


レオニダスは芝の短距離戦で毎回そこそこ追い込んでくる割に、なぜか全く人気しないサンデーサイレンス産駒。って似たような馬がこないだいたな。
こちらはシベリアンメドウほどキレないけど、コスモシンドラーが圧勝した昨秋の奥多摩Sで鋭い脚で追い込んできたことから道悪はプラスと言って構わないと思う。芝1400でペースが落ち着きそうなのもいい。鞍上の千田は昨年一年間の騎乗実績が( 0 4 2 22 )と散々だけど、よく見たら穴馬をそこそこ持ってきてるので悪くない。


◎レオニダス
○シベリアンメドウ


2頭の応援馬券をちょっとずつ。
展開さえ嵌れば2頭とも同時に来る可能性はなくもない。三連復総流しでもかけてみますか。