尾張S

今年最後の勝負に認定した。
時計が速く前残りが続いていた暮れの中京競馬も、最終週を迎えてようやく差しが届き始めたように見える。それなら本命はオーゴンサンデーに託したい。
近走は毎回堅実な末脚で追い込んでくるようになったが、1600<1400<1200と、そのキレ味は距離が短くなればなるほど研ぎ澄まされる。完全前残りの決着となった福島民友Cでコパノフウジンを0.1秒差まで追い詰めた怒涛の追い込みは、まるで周りの馬が止まっているかのようだった。スプリントでの能力は重賞でも通用するはず。それがハンデ51㌔とはナメられすぎだろう。展開次第の他力本願は否めないが、一年の締めくくりに胸のすくような追い込みを期待したい。


◎オーゴンサンデー
○スピニングノアール