エルムS

ジンクライシスの単勝はないよな、と思いながら、単勝を買った。



このレースに限ったことでもないけど、やっぱり本命馬の相手を探すというのはホントに難しい、と改めて思った。今年の回収率はまだ110%くらいを保ってはいるけど、極々たまにしか当たらない大穴を買い続けた挙句に「100%前後」を推移するようではいまいち物足りない。かといって相手を手広く流すのは避けたい。
このまま大当たりを出すことなく中途半端に06年が終わってしまったら、来年は完全に「単勝・複勝のみ」に絞って馬券を買ってみようかと思う。これまで馬券収支で唯一マイナスを計上した02年でさえ、本命馬の単勝だけを買い続けたとして試算したら回収率は150%を超えていた。今年は単勝だけなら400%近い。要するに、今年のコスモマーベラス、去年のエリモハリアー、一昨年のダイワメジャー、その前のトウカイポイントのような、年に一度は回ってくるであろう「自身ある本命馬が単勝20倍を超えている」というチャンスを逃さずに勝負をかけられれば、今より的中率を遥かに上げたうえで高い回収率を保つこともできるような気がする。
馬連のほうが獲りやすいレースもあるし、三連単のヒモでこそ狙いたい穴馬もいるので、「単複のみ」に限定するのはキツそうにも思える。でもレースも観戦しやすくなるし、ブログとしてもわかりやすい。それに「ハズレ馬券」も「当たり馬券のコピー」も大事にとっておく俺にとっては、後々見返すときに馬名入り単勝馬券のほうが楽しい。長い競馬人生のなかで一年くらい「単複のみ」という縛りを設けてみるのもいいかもしれん、と思い始めてきた。
まあ最終的には有馬記念が終わってから考えよう。