ダイヤモンドS

今年の東京は思っていたより時計がかかる。上がりがかかるタフなレースが続いており、ダイヤモンドSも生半可な距離適性では通用しないだろう。
人気を集めそうなのはフサイチアウステルとハイアーゲームだが、ハイアーは去年このレースで負けているし、フサイチもこの距離ではまだ未知数。人気ほどは信頼できない。



本命はファストタテヤマ。東京での活躍歴がないので実績ほど人気することはなさそう。しかし去年夏に戦線復帰してからは本当に充実している。
府中実績はないが、参戦したのは過去にたったの4度。日本ダービーはボロ負けだったが、天皇賞、目黒記念、アルゼンチン共和国杯は0.8秒差でそれほど大きく負けていない。東京2500の2戦はともに上位の上がりで差を詰めてきており、3400のここなら立ち回り次第でアッサリ克服する可能性はあると思う。京都記念を捨ててまでこちらに挑んできたあたりに陣営の気合を感じる。



対抗はゴーウィズウインド。札幌2600などで単騎で逃げれば実績のある馬だ。鞍上は去年ウイングランツを駆った松岡正海。53㌔で再び。3番手はハイフレンドトライ。穴人気しそうだが、この舞台なら確実に善戦できそう。あとはアルゼンチン共和国杯4着のブリットレーン。



◎ファストタテヤマ
○ゴーウィズウインド
▲ハイフレンドトライ
△ブリットレーン