府中牝馬S

本命は3歳馬ジョディ―。逃げて崩れたのは距離の長すぎたオークスだけ。クイーンCではクロノジェネシス、ビーチサンバ、カレンブーケドールの間に割って入る0.1秒差3着。フローラSでもウィクトーリア、シャドウディーヴァ、パッシングスルー、フェアリーポルカといったクラシック活躍馬相手に0.1秒差3着と良い内容だった。前走の海外GIでも逃げて好走したようだし、今回も最内から先手を取るだろう。52キロは軽い。

対抗はエイシンティンクル。前走は札幌記念で逃げて6着。緩みないペースのまま早めにサングレーザーに来られる厳しい展開で、さすがに一線級の古馬牡馬5頭に先着を許したものの、クロコスミア、クルーガー、ステイフーリッシュ、ゴーフォザサミットあたりは完封してみせた。スムーズに先行できればいつ牝馬重賞を勝ってもおかしくない器。こっちも逃げてこそだと思っているけど、準オープン勝ちのときは4番手から抜け出して勝ってるし、被されずにスムーズに行ければ、ジョディ―を見ながらでも大丈夫じゃなかろうか。

 

◎ジョディ―

エイシンティンクル

 

東京1800は展開次第では逃げ切りやすい条件。特に府中牝馬Sオースミハルカメイショウバトラーテイエムオーロラセラフィックロンプのような例もあるので行った行ったの決着を期待したい。