スプリンターズS

土曜の中山を見るとかなり前残り気味で内有利に見える。しかし過去のスプリンターズSはかなり内枠の成績が悪い。過去31回を通して単勝回収率は1枠14%、2枠0%、3枠14%しかない。18年ラインスピリットや06年のメイショウボーラータガノバスティーユみたいにたまに大穴が上手く内を突いて突っ込んでくるケースもあるけど、それ以上に人気馬でも馬群に包まれて力を出し切れない不利の方が目立つ。一番酷かったのは16年のビッグアーサーだけど、19年3着のダノンスマッシュも包まれて外に持ち出すロスがなければ勝っていたのではないかと思っている。

そのダノンスマッシュは去年もグランアレグリアの強襲に合うも2着を確保。国内で1200ならほとんど負けていない馬だけど、特に間隔を空けたレースでは( 7 0 0 2 )と抜群に強い(着外2つはデビュー当初と海外)。今年この枠なら包まれる心配もなく、外目から好位を確保してしっかり勝ち切るのではなかろうか。

相手はモズスーパーフレアにしてみよう。戦法は一つなので迷う必要もなく、外からプレッシャーをかけられるよりはいっそ大外でも問題ない。去年のこのレースでこそ大敗したものの、中山は( 3 2 0 1 )と抜群の安定感。もう6歳で上積みはないけど、直近2走は道悪ながらよく逃げ粘っていたと思う。馬場の助けがあればダノンスマッシュ以外は振り切ってもおかしくない気がする。

 

◎ダノンスマッシュ

○モズスーパーフレア

 

馬単一点にしようかな。逃げ馬を買う時は頭で狙うのが基本だと思うけど、最近のスプリンターズSでは逃げ馬が最後ギリギリ捕まるイメージの方が強い。