菊花賞

本命はホウオウサーベル。

前走の阿賀野川特別と言えば、昨年ここを勝ったユーキャンスマイルが菊花賞で10番人気3着、一昨年の勝ち馬ポポカテペトルも13番人気3着していて、一気に注目度が上がったレース。08年にはオウケンブルースリ菊花賞を1番人気に応えて勝っているし、97年にも同条件を勝って菊花賞で7番人気2着だったダイワオーシュウがいて、それ以降新潟2200の1000万条件の勝ち馬が菊花賞に出たときの戦績は( 1 1 2 1 )と極めて優秀。今年のホウオウサーベルはその条件で5馬身ぶっちぎって勝ったのだから当然注目度は高い。

通算成績( 3 0 0 2 )。負けた2戦は1800と2000で後方待機策をとってキレ負け。しかしスムーズに先行して直線で脚を伸ばすとバテる様子を見せずにちぎって勝ってみせている。これまで数多のステイヤーを輩出してきたハーツクライ産駒らしいスタミナの塊。鞍上は京都長距離戦の鬼・蛯名正義。いつ引退してもおかしくない蛯名にこの馬で28年連続重賞勝利を飾ってほしい。

 

 

あとは普通にヴェロックスや内枠ニシノデイジーあたりが有力だと思うんだけれども、大穴で期待したいのはシフルマン。前走は押し出されて逃げる形から超スローをぴったりマークされて厳しい展開。3着以下との差はほとんどないと思う。実際若葉Sでもヴェロックスに早めに交わされたもののワールドプレミアから0.1秒差の3着だった。前々走の京橋特別で楽逃げ態勢のハイヒールを捉えた内容も良かったと思うし、前走とは頭数も距離も展開も馬場も違うので上位に食い込めないか。

 

 

◎ホウオウサーベル

○ヴェロックス

▲シフルマン

△ニシノデイジー

△ヒシゲッコウ