新潟記念

近走好成績でチャンスのありそうな馬がいっぱいいるけど、一番面白そうなのはブラックスピネル。4歳春以降、逃げたときは( 2 1 0 1 )、それ以外は( 0 1 0 15 )。積極的に逃げるタイプではないけど逃げたときは別馬で、唯一の着外は今年の新潟大賞典5着。上位を追い込み馬が独占した前潰れレースで、しかも重賞3連勝メールドグラース、七夕賞圧勝のミッキースワロー、目黒記念レコード勝ちのルックトゥワイスあたりに続いて先行馬で唯一残った点は高く評価できる。前々走の鳴尾記念2着も、開幕馬場とはいえこの週勝った逃げ馬はいないし、それほど楽なペースでもないのにステイフーリッシュ、ギベオン、ノーブルマーズといった骨っぽい所を完封している。逃げられなかった前走は度外視。タニノギムレット産駒の大型馬で新潟外回りも合いそう。今回のメンバーならすんなりハナに立てそうだし、そのまま粘り込めないだろうか。

 

ヒモを絞るのは難しいけど、気になっているのはダイワキャグニー。オープン特別では強いものの重賞になるとさっぱりで近走は負けが続いていたけど、前走見事に復活。この馬は右回りも道悪もダメだし、緩急の激しい競馬や極端な瞬発力勝負も向いていないけど、そこそこの速い脚を長く繰り出すことに関しては高い能力を示しているように思う。トップハンデ57.5キロもあってか人気を下げているけど、馬格もあるし新潟外回りには合うんじゃなかろうか。

 

新潟2000は逃げ馬はたまに粘るけどなかなか頭までは来ないから、買い方が難しいな。ダイワキャグニーとの2頭軸とかにしてみるか。ヒモは基本的に人気どころだけど、昨年3着のショウナンバッハは押さえておきたい。

 

◎ブラックスピネル

○ダイワキャグニー

▲ショウナンバッハ

△センテュリオ

△アクート

△カヴァル

△レイエンダ

△フランツ