札幌記念

凱旋門賞を目指す有力馬も集結して豪華メンバーだけど、フィエールマンは中距離の前哨戦を2つ取りこぼしているし、ブラストワンピースはここ2戦案外。ワグネリアンも休み明けだし、前走は内有利の馬場だったのであまり信頼できない。サングレーザーも昨年の調子には内容だし、あまり積極的に買いたい人気馬がいない。

 

札幌記念と言えば牝馬。G2昇格以降( 8 4 4 24 )で勝率20%、回収率135%は素晴らしい数字だ。エアグルーヴのような一流馬だけではなく、フミノイマージンフサイチパンドラヘヴンリーロマンスのようにクイーンS敗退から巻き返している馬が多いのもポイント。照準を合わせてきた牝馬は人気を落としたここが狙い目だったりする。

前走期待したものの逃げる気配なく敗れたエイシンティンクルにもう一度期待してみるか。ほかにロードヴァンドールやクロコスミアもいるけど、あまり逃げそうにないし、主張すれば楽に先手を取らせてくれるだろう。マイペースで行ければ兄譲りの良いものを持ってると思うんだけどどうか。

 

もう一つ大穴ならサクラアンプルール。一昨年このレースを制した時のような瞬発力は影を潜めたものの、堅実さが増した。高速決着の安田記念も1.0秒差11着ならそんなに悪い走りじゃない。昨年のこのレースも仕掛けどころを間違えた感じで、もう少し溜めていれば馬券圏内だったと思う。

 

あとは右回り得意のペルシアンナイト。大阪杯はマクリ気味に外を回して失速した。安田記念はスタートで不利を受けて終わってしまったけどそこそこ走っているし、復活するならここという気がする。

 

 

エイシンティンクル

○サクラアンプルール

ペルシアンナイト

ワグネリアン

△フィエールマン

△サングレーザー