オークス

逃げたら底知れないコントラチェック頭で買おうかと思っていたけど、作戦変更。中山1800と東京2400では逃げ切る難易度が違う。牝馬のGIで人気で逃げて押し切る馬といのも結構は珍しくて、00年以降で牝馬GIを4番人気以内の馬が逃げ切ったケースは実は07年エリザベス女王杯ダイワスカーレットしかいない。レッツゴードンキヴィルシーナ、クイーンスプマンテダイワエルシエーロのように人気薄で逃げるのと、注目を集める立場で逃げるのとはわけがちがう。ダイワスカーレットは逃げても先行しても変わらない強さを発揮していて、変幻自在のペース配分で追いかけてきた馬を潰しながら主導権を握り続けることのできる強い逃げ馬だった。コントラチェックはスピードとその持続力に長けているものの、逃げていない2戦では力を発揮できていないように、他馬から絡まれないときこそ力を発揮できる馬。同型ジョディ―が最内から主張するようだと、前走のようにはいかない可能性が高い。前哨戦で逃げて勝った馬はGIでの成績が全く振るわないのも以前どこかで考察した通り。

それよりはラヴズオンリーユーのほうが相手を見ながら競馬をできる分だけ有利かも。3連勝の内容も、強い相手と戦ってこそいないものの、時計も速くて勝ちっぷりに余裕もあるのであまりケチのつけようがない。

 

あとは桜花賞に続いてエールヴォア。前半スローの展開で内枠がたたって後方まで下がってしまって、上がりの勝負では追いつけなかったけど、それでも7着で力のある所を見せた。2着馬との着差は0.4秒。2400ならもう少し前目の位置取りが取れるはずだし、距離不安の多い桜花賞上位組との差は十分逆転可能では。

 

 

 

でもどれも◎を打つにはパンチに欠ける印象。有力馬に消し材料が少ないのでなかなかズバッと絞れない。

大穴でメイショウショウブあたりから入るのはどうだろうか。ダートしか勝っていないけど、デイリー杯ではアドマイヤマーズに詰め寄る大健闘。阪神JFも前潰れの展開で6着なら悪くないし、ニュージーランドTでも2着に好走した。休み明けのチューリップ賞で大崩れしたのを度外視すれば、牡馬相手に重賞2着2回がある実績はこのメンバーでも評価できる。池添もオークスは( 2 1 3 5 )と何度も馬券圏内を賑わせている得意レース。追い切りも坂路自己最速タイで絶好調。外枠だけど早めに前目に付けられるようなら一発がないだろうか。

 

 

◎メイショウショウブ

○ラヴズオンリーユー

▲エールヴォア

△ビーチサンバ

 

メイショウショウブの人気がなさすぎるので、ヒモはもうちょっと広げるかも。