ヴィクトリアマイル

先週は突然の雹のせいか想像以上に外差し馬場になってしまったけど、Bコース替わりの今週はまさに高速馬場。1分32秒前後か、それを切る時計になりそうだ。後ろに構えると届かないだろうし、かといって先行策から簡単に粘り込めるような甘いコースでもない。展開次第でいろんな馬にチャンスがありそう。

 

ただ東京マイルの高速勝負で一番強いのはアエロリットだと思うので頭固定。牡馬一線級を相手にしても互角に戦えそうなのはこの馬だけ。マイルCSは前走逃げて楽勝した後で本番はスローで目標にされる展開になったのが厳しかった。前走は海外だし、間隔を空けて仕切り直しの一戦で、調教も十分動いたようだしここは本領発揮できそう。この条件と相手関係でこれだけオッズが付くことはもうあるまい。

 

東京マイル巧者のデンコウアンジュが近走絶好調。福島1800では毎回堅実だったけど、今年の福島牝馬Sは力の違いを見せつける圧勝だった。先週のようなちょっと力のいる外差し馬場なら本命でも良かった。後ろ過ぎると届かないし鞍上も不安だけど、今のデキなら押さえておきたい。

フロンテアクイーンもあまり人気がないけど、東京でも堅実だし、昨年の府中牝馬Sではディアドラとリスグラシュー相手の僅差3着。前走で初重賞制覇を達成して勢いもある。デンコウアンジュと同じくメイショウサムソン産駒。オペラハウス系は高速馬場への適性はかなりあると思っていて、2頭揃って突っ込んでくるシーンもあるかも。

あとはレッツゴードンキか。堅実なこの馬がなぜか毎年このレースでは結果が出ていないけど、今年は阪急杯が強いレースだった上に高松宮記念が内で包まれて不完全燃焼の競馬で、余力を持ってここに挑む分だけ例年よりも走れそう。キレる脚と必要に応じて前に行ける柔軟さもある馬なので、本来は適性はありそうな気がする。

 

 

◎アエロリット

デンコウアンジュ

▲フロンテアクイーン

レッツゴードンキ

アマルフィコースト

△ミッキーチャーム