日経賞

春の天皇賞のトライアルは堅いレースが多いけど、この日経賞だけは、ちょっと怪しい人気馬は容赦なく飛んでしまうケースが目立つ。今年人気を集めるトーセンバジルはここ2走こそ強かったけど凡走も目立つ馬なので消してみたい。キセキも菊花賞上位馬がその後苦戦しているし、追い切りも微妙で、デムーロに振られるようではあまり上がり目はないんじゃないか。ゼーヴィントも長期休養明けだし、サクラアンプルールも前走追ってから意外と伸びなかったあたり、良い頃の勢いを感じない。

このメンバーならノーブルマーズで何とかならないかな。これまでシンザン記念青葉賞の7着以外、すべて掲示板に乗っている堅実派で、クラスが上がっても相手なりに走りそう。京都や阪神の直線の長いコースではキレ負けすることが多いけど、去年夏の阪神2200や、前走中山2200ではスムーズなレース運びでなかなか強い競馬をしていると思う。中長距離戦で先行して34秒台の上がりでピュッと抜け出して押し切るのが勝ちパターン。中山2500は最適コースかもしれない。ここで一世一代の走りを見せるかも。

 

◎ノーブルマー

○ロードヴァンドール

▲ガンコ

△サクラアンプルール

ゼーヴィント

 

相手は追いつかれてから二の脚で勝負する根性の逃げ馬ロードヴァンドール。あと好相性の藤岡佑介に戻ったガンコ。